テル子のおはなし

エッセイとかコラムとか

「私はオタクです」と言えなくなっているはなし

私はれっきとしたオタクである。

漫画・ゲーム・アニメを愛し、BLをたしなみ、コスプレも経験し、なんならオタク高じて声優を目指して惨敗した消したい過去もある。やや差別的であるが、オタク然とした見た目もしているので、正直どこからどう見てもオタクだ。

 

しかし、胸を張って「私はオタクです!!」と言えなくなってしまっている。

ここ数年ちゃんとアニメを見ていないし、有名どころの漫画もほとんど読んでいない。1年ほどアプリのウマ娘にはまっているが課金はせず、派生作品もみていない。ゲームは基本ほのぼの系しかせず、ゲーム内での対人戦やコミュニケーションが苦手なので、任天堂オンラインには加入していない。ゲーム好きだがPSは2止まり。同人活動はしていない。

などなど。

 

「オタクです」と胸を張れず、だからといって「オタクじゃない」とは絶対に言えない。

今私は本当に中途半端な存在だが、それはそれでまあしょうがないよね、という気もする。

自由に生きよう。