近所には、人工的に作られた遊歩道がある。
そこには小川があり、小魚やトカゲ、カニや小エビなどが住み着き、ご近所さんの散歩コースや子どもたちの遊び場となっている。
地域で大切にしてきたかいあって、ここ10年ほどはホタルが飛ぶようになった。
19時を過ぎ、子どもを連れて小川に行く。
とりあえず撮ってみたが、おわかりいただけるだろうか?真ん中にかすかに見える3つの白い点がホタルだ。ほぼホコリだが、ホタルだ。
写真ではこんなもんだが、実際はかなり飛んでいて幻想的な雰囲気を醸し出していた。
虫好きでホタル初体験のムスコッチャンは、それはもう喜んだ。同じようにホタルを見にきていた近所の人(知らない人)に
「あそこにいるよ!」
「ホタル見たよ!」
と言い回るほど。人見知りなのに。
普段は20時前にベッドインの子を夜更かしさせることに抵抗はあったが、来てよかったなぁと心から思った。
それもこれも、遊歩道を掃除したり、見回りをしたりなど、小川を守ってくれている地域の皆さんたちのおかげである。
長く大切にしていきたい景色だ。