テル子のおはなし

エッセイとかコラムとか

陶器の傘立てを買ったはなし

わが家では、私が一人暮らしをしていた時に購入した簡素な傘立てを使っていた。

 

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これだ。(本当はプラスチックの受け皿があったが、どこかにいった)

昔はこれで事足りたが、傘は1~2本立てるのがやっとだし、室外に置いておくと軽さで吹っ飛ぶので困っていた。

 

そこで、以前から憧れていた「陶器の傘立て」を購入した!

 

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ふくろう。

めっっっちゃかわいい。

 

 

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こっち見てる。

 


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8キロくらいあるので吹っ飛ぶ心配もない。

 

信楽焼の専門店「まるいち本店」さんのものを、Amazonで購入した。

発送がAmazonではなくまるいちさん側だったのだが、めちゃくちゃ頑丈な包装で傷一つなく、信楽焼についての解説チラシや、かわいいハンドタオルまでオマケに付いてきた。

 

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かわいい。

とてもかわいい。

 

 

白と黒があって、私は黒バージョンを頼んだのだけど、白もほんわりしていてかわいい。

 

万超えは覚悟していたが、7,000円ちょい(2022年6月現在)というお値段も嬉しい。

いい買い物をした!!

クワガタに生活を支配されつつある話

先日、ベランダでクワガタを拾った。いろいろ調べた結果、小歯型のノコギリクワガタらしい。

ここいらは田舎ではあるものの、クワガタやカブトムシの類いは滅多に見ないうえ、まだ梅雨前。翌週は雨続き+20℃前後と、かなり涼しい予報だ。

野性なのか飼育されていた子が逃げてきたのかわからないが、逃がしても生きていけそうにない気がしたのと、虫好きの息子がキラキラしていたため、飼うことにした。

 

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100均やホームセンターを周り、2,000円くらいするけっこうイイ虫かご(小バエシャットアウト的な機能があるため高い)、保水ジェル、マット、枯れ葉に小枝、登り木、エサ置き、ゼリー……調べつつ買い集め、住処を整えた。住所は、丸井家のリビングだ。

初日からゼリーを吸ってくれたので、とりあえず一安心。息子が「ぷに」と名付け、家族に加わった。

 

昆虫を飼育するのは子どもの頃以来なのでいろいろ調べたら、どうやら殺虫剤はダメらしい。まあ虫だもんね。しかし、殺虫剤どころか、アースノーマット的なヤツや、一般的な蚊取り線香もあまりよろしくないのだとか。

今期、室内に現われた蚊になすすべがないし、Gが出ても殺虫剤は使えない。試練の夏がやってくる。

 

あと、クワガタは夜行性らしい。実際、日中はほぼ土の中に隠れており、リビングが暗くなってしばらくするとゼリーを食べに来る。普段、20時くらいに子どもを寝かし、21時くらいから夜中まで仕事をするスタイルでやっているが、電気をつけるとクワガタが慌てて隠れてしまう。

これだと、クワガタの食生活に影響がある。大切なペットの健康のためだ。夜の仕事は、廊下でやろう。

 

飼育して数日、今のところ元気に生きてくれている。正直、この短い期間でめちゃくちゃ愛着が湧いており、めちゃくちゃかわいく見える。どうにかして長生きして欲しい。そのためには、なんでもやろう。

クワガタ中心の生活、悪くない。

私のお笑い遍歴 ~チュートリアル→ライセンス→東京吉本若手~

子どもの頃から、お笑いが好きだった。

昔は『エンタの神様』を毎週欠かさず見ていたし、『はねるのトびら』や『レッドシアター』、『爆笑オンエアバトル』や『レッドカーペット』などなど、有名どころのお笑い番組は好んで見ていた。

晦日から元旦にかけては、各局お笑い番組目白押し。寝食を放りだして、眠気の限界が来るまで起きてTVにかじりついていた。

 

特定の芸人さんに固執せず、お笑い全体が好きだった私が、明確に「この芸人さん好き!」と自覚したのは、声優養成所のオーディションに落ちまくり、精神的に参っていた20歳の頃。

夜中にPCでオーディション情報を探しながら、ちょっと息抜きでYouTubeを除いたときに、チュートリアルM-1で優勝したときのネタ「ちりんちりん」を見つけた。(なぜかM-1は今まで見たことがなかった)

何気なく見てみると、そのネタが衝撃的におもしろく、悩みも何もかも吹き飛んでしまうほどだった。(今思うとそれは無断アップロードだったと思う……。)

 

その後、無事に大手声優事務所の養成所入りが確定。(所属には至らず1年で退所処置)

意気揚々とYouTubeチュートリアルの漫才を見漁り、人生初のお笑いライブDVDを購入した。

 

「チュートリアリズム」

どのネタも大好きだが、イチオシは

  • コント「ウォーターレスキュー」
  • 漫才「シンガーソングライターになりたい」
  • VTR「トクイプラン」
  • 特典映像「鳥将軍」

これらだ。機会があったら、ぜひ見てもらいたい。

このDVDには「シンガーソングライターになりたい」を含め漫才が2つ収録されているが、もう1つが吉本興業の公式YouTubeにアップされていた。

www.youtube.com

「冷蔵庫」

こちらも抜群におもしろいので、ぜひ見て欲しい。

 

 

声優事務所に通うために上京した私は、YouTubeでお笑いを見ることが習慣化していた。

 

※先ほども書いたのだが、この頃(15年ほど前)のYouTubeは無法地帯となっており、無断アップロードが横行していた。ネットリテラシーが今ほど浸透していなかったこともあり、私も当然のようにそういった動画を見ていた。今思うと大変申し訳ない行為だが、本記事では「当時の思い出」として赤裸々に記載する。

 

チュートリアルを中心にネタを探してはみて、トークがあれば見て、バラエティー番組の切り抜きがあれば見て……としている中、またさらにどっぷりとハマる芸人さんを見つけた。

ライセンスだ。

吉本興業は「無限大ホール」という劇場を有しているが、そこの番人のようなポジションにおり、60分トークするというライブを定期的に開いていた。その動画を見つけ、こちらを何気なく見てみるとまあおもしろい!名前しか知らないレベルの2人だったが、軽快で少し乱暴なトークや2人の魅力的なルックスにまんまと引き込まれ、毎日毎日ライセンスのトークを見ていた。

 

ライセンスのトークを聞いていると、知らない芸人さんの名前がよく出てくる。その人達を知るために、無限大ホールで活動しているらしい芸人さんが出てくる動画を漁ってみた。

そして見つけたのが、今では伝説となっている吉本のお笑いライブAGE AGE LIVEシチサンLIVEである。

説明が大変なので、そこはWikipedia先生にお任せする。

 

AGE AGE LIVE - Wikipedia

シチサンLIVE - Wikipedia

 

端的に言うと、

  • AGE AGE LIVE」:吉本の若手が出演し、人気実力でランク付けをするという形式のライブ
  • シチサンLIVE」:1組の芸人が企画内容や出演者を考えて実行する、バラエティー番組ような感じのライブ

このようなものだった。これらはどちらも「ヨシモトファンダンゴTV」という吉本のチャンネルで配信されていたようで、私がYouTubeで見つけたのはその無断転載だったと思う。(誰がアップロードしたのかなど、その頃は全く気にしていなかった。)

ちなみに私がこれらを知った時には、すでにどちらのライブも終了していた。

 

このライブには、ライセンスファミリーと呼ばれていたラフ・コントロールサカイスト、アームストロング、カナリアなどの他、キングオブコント王者のライスM-1王者のマヂカルラブリー、今では高い知名度を誇るパンサー、チョコレートプラネット、平成ノブシコブシ、ピースなどが出演し、若い女性を中心に圧倒的な人気を得ていたのだ。

 

私はこれらの動画をしらみつぶしに探しては食い入るように見て、どんどん「東京吉本若手」の沼にハマっていった。

 

marui-teruko.hatenablog.com

以前この記事でも少し触れているが、中でもライスが好きだった。

 

ライスの公式YouTubeでは、シチサンLIVEの一部を見ることができる。

www.youtube.com

ライスがこの動画をアップしていることを知った時は、泣いて喜んだものだ。

 

これらのライブに出ていたものの、現在は解散してしまっているコンビ・トリオも少なくない。犬の心、ミルククラウン、カナリヤ、エリートヤンキー、アームストロング、ポテト少年団など。

解散後、ピンになったり違うコンビを組んだりして芸人を続けている人ももちろんいる。この中でいうと、元アームストロングの安村さんは、とにかく明るい安村として売れに売れた。

 

そしてこちらは、チョコレートプラネットのYouTubeの人気企画「悪い顔選手権」。

 

www.youtube.com

こちらには、元犬の心の押見さんが。(現:おしみんまる)

 

www.youtube.com

こちらには、元ポテト少年団の菊地さんが出ている。(現:キクチウソツカナイ。)

このように、現在も独自路線で頑張っている芸人さんも多い。俄然応援しちゃうし、押見さんもキクチさんもめっちゃよかった。見て欲しい。

 

 

まあこんな感じで、15年ほどライトなお笑い好きをやっている。

 

「私のお笑い遍歴」というタイトルだが、「好きな芸人の布教」のような記事になってしまった。

最近では、AGE&シチサン芸人たちが賞レースで好成績を残したり、『有吉の壁』にパンサー、ジャングルポケット、ときどきライスが出るようになったり、『アメトーーク!』でゆったり感の中村さんや囲碁将棋が出たりと、活躍をTVで見られるようになってきた。

 

推しの活躍をTVで見られる

お笑い好きとして、こんなに嬉しいことはない。これからも、皆体に気を付けて頑張って欲しい。

ホタルを見た

近所には、人工的に作られた遊歩道がある。

そこには小川があり、小魚やトカゲ、カニや小エビなどが住み着き、ご近所さんの散歩コースや子どもたちの遊び場となっている。

 

地域で大切にしてきたかいあって、ここ10年ほどはホタルが飛ぶようになった。

 

19時を過ぎ、子どもを連れて小川に行く。

 

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とりあえず撮ってみたが、おわかりいただけるだろうか?真ん中にかすかに見える3つの白い点がホタルだ。ほぼホコリだが、ホタルだ。

写真ではこんなもんだが、実際はかなり飛んでいて幻想的な雰囲気を醸し出していた。

 

虫好きでホタル初体験のムスコッチャンは、それはもう喜んだ。同じようにホタルを見にきていた近所の人(知らない人)に

「あそこにいるよ!」

「ホタル見たよ!」

と言い回るほど。人見知りなのに。

普段は20時前にベッドインの子を夜更かしさせることに抵抗はあったが、来てよかったなぁと心から思った。

 

それもこれも、遊歩道を掃除したり、見回りをしたりなど、小川を守ってくれている地域の皆さんたちのおかげである。

長く大切にしていきたい景色だ。

溜め続けた洋服たちと、さようならをしました

「捨てられない女」というほどではないが、割とモノを捨てられないタイプの私。

とくに洋服は捨てられない。

 

自分の服は

  • いつか何かで使うかもしれない
  • 痩せたら着られるかもしれない

 

子どもの服は

  • 誰かにプレゼントできるかもしれない
  • 思い出だから残しておきたい

 

そんなことを思うときりがなく、ずっと捨てられなかった。

しかし……

 

いつか何かで使うかもしれない→使わない

痩せたら着られるかもしれない→痩せる兆しがかけらもない

誰かにプレゼントできるかもしれない→そんな状態のいい服はほぼない

 

結局はこう。

「思い出だから残しておきたい」

これだけがネックでかなり葛藤はあったものの、各服を着た息子は写真に残っているし、今までしまい込んでいた服を出して思い出に浸ることは実際なかった。

 

そこで意を決して、先日服類を処分することに決めた。

 

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こちらは破れていたり汚れていたり、資源回収には回せない服類。

45リットルのゴミ袋6袋。

 

 

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こちらは資源回収に回す服類。

45リットルのゴミ袋7袋。

 

ずいぶんためたものだ。子どもと自分の服の分量は半々くらいかな。

 

ゴミ屋さんが服を持って行くときに家の窓から眺めていたら、ちょっとだけ涙が出た。かわいいかわいい息子の服、燃やされてしまうんだなぁと。もう二度と手元には戻ってこないんだなぁと。

しかし家の収納にも限界はあるし、リメイクして再利用する技術も情熱もない。あと、服が残っていたところで赤ちゃんの息子に会えるわけでもない。

だからこれでいいんだと自分を納得させた。

 

昔より、今を見よう。片付けが進んで家がキレイになれば、もっと過ごしやすくなる。子どもはこれからもどんどん成長してまたモノが増えるんだから。

ね。

 

 

でも、やっぱりちょっと寂しいね。

赤ちゃん言葉が治らない

「○○でちゅね~」

「どうちまちたか~」

など、幼子やペットに対してデロデロになっている人が使う赤ちゃん言葉。

自分自身、子を産む前は子どもに対してそういう言葉を使うとはつゆほども思っていなかったが、実際子どもを産んでみるとそういう言葉を使う使う。

なんなら独自の赤ちゃん言葉を生み出して、語尾に全部「べび」を付けていた時期もあるほどだ。我ながら酷く気持ちが悪い。

 

ムスコッチャンはもう5歳。

赤ちゃん言葉で接する年齢ではないし、教育的にも普通の言語を使うべきだろう。ムスコッチャン自身も普通の言語で話している。

 

しかし、私だけが赤ちゃん言葉から抜け出せない。とくに、語尾に「べび」が染みついて治らない。

具体的には……

「そろそろねんねべびするよ。」

「ぼきゅきゅ~きゃわきゃわでちゅべび~」

みたいな感じだ。本当に気持ちが悪い。気持ちが悪いことはわかっているが、どうしてもやめられない。方言のように染みついてしまっている。

 

 

しかし、心のどこかでこれを治したくないと思っている自分もいる。

我が子がエケチェンでいてくれる時期は短い。私からみたムスコッチャンはまだまだ赤ん坊だが、幼稚園での一人称は「おれ」らしい。そのくらい、いっぱしのガキンチョに成長しているのだ。それを、認めたくないのかもしれない。

親として、子どもの成長はこの上ない喜びのはず。いつまでも「かわいいかわいい私の赤ちゃん」でいて欲しいと思うのは、激烈な親のエゴだ。

 

それでも、もう少し私の赤ちゃんでいて欲しい。

我が子愛らしさに、そう思ってしまうのよね。

さらばGW!!

学生のころは嬉しかったGW。

フリーター時代は嬉しくも悲しくもなかったGW。

結婚後のわずかな専業主婦時代は嬉しかったGW。

 

子どもを産んで、子どもが幼稚園に行って、平日日中少しずつ楽になって。

そんな中でのGW。

しかもコロナ禍で旅行は自粛(わが家は)。

 

なかなかにしんどかったですね。

子どもと過ごすのは楽しいものの、四六時中一緒だとやっぱりねぇ。

 

今週は子どもは幼稚園、普段在宅ワークの夫も会社に出勤だから、GWで荒れまくった心と体と部屋をキレイにするぞ!!